かゆみと湿疹で赤ちゃんを悩ますアトピー性皮膚炎の治療と対策のサイトです
赤ちゃんのアトピー性皮膚炎は皮膚炎のうちアレルギー性のものをいいます。人間には体を守る「免疫機能」があります。体内に異物が入ると身体を守るためそれを排除しようとする働きが過剰に反応してしまうのがアレルギーなのです。
生後2ヶ月位で発症する場合が多いです。赤ちゃんに湿疹が出たら、ただの湿疹かアトピー(アトピー性皮膚炎)かを見分ける必要があります。単なる湿疹は皮膚を清潔にしたり薬を塗って(病院でステロイド又は非ステロイド系の軟膏をもらいます。塗りすぎに注意)2ヶ月ぐらいすれば湿疹は治ります。湿疹はほとんどの赤ちゃんに現れますので湿疹が出たからといってあまり神経質にならなくていいのではないでしょうか。
ところがアトピー性皮膚炎は症状が治まりません。症状が慢性化します。発症部位は主に顔や頭、耳の後ろの付け根、腕や足のくびれのところです。赤い湿疹ができてジクジクしたり、ただれたりします。
一日中かゆいので赤ちゃんの機嫌が悪く、夜泣もひどくなるばかりです。育児中お母さんも精神的にまいってしまいます。
アトピーの人と健康な人の違いは小腸の乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)の数の違いです。
同じ日に生まれて同じ時間に初乳を飲んだのに健康な赤ちゃんと乳児湿疹の赤ちゃんの違いも乳酸桿菌です。
初乳に含まれる免疫物質は乳酸桿菌を増殖させる為に必要です。乳児湿疹はお母さんの腸内細菌のアンバランスからの免疫物質の異常でおこるという説もあります。
一つの食品に偏らない、広い範囲の食品を、少しずつ、万遍なく、日を置いて順番に摂取するというのが、妊娠期、授乳期を通じて、子どものアトピー性皮膚炎の発症予防のために最も理にかなった方法です。とにかく、母乳で育てる事が大切です。なお、母乳だけでは量的に足りない場合はアレルギー体質向けの予防ミルクもありますので、代用してみてはいかがでしょうか。
乳幼児のアトピーは良くなったり、悪くなったりを繰り返していくものなのです。
特定の食物がアトピー性皮膚炎に関係している場合は、その食物を食べ ないようにします。母乳を飲ませている場合には、お母さんがその食物を食べる のをやめなければならないことがあります。これは、お母さんが食べた食物の成分が母乳中に出てくるため、結果的に赤ちゃんがその食物を食べたことと同じになるからです。
アトピーの赤ちゃんは、炎症や、かゆみのために無意識のうちにお肌をひっかいたりして、お肌が傷ついてしまうため、お肌全体の機能が低下しています。アトピーをひどくする原因のひとつが、かゆくてかいてしまい悪化することなので、赤ちゃん用の手袋か布で手を巻きつけて、かかないようにしましょう。
ぬるめのお風呂で乳児用の低刺激性石鹸や馬油を用いてスキンケアしましょう。馬油は、人の皮下脂肪に成分組成が似ており、アトピー性皮膚炎などのお肌にとても浸透しやすく、しっとりうるおいを与えます。
入浴により皮膚の細菌群の80%が減少すると言われています。いろんな雑菌や刺激から肌を守るためにも、きちんとした洗浄と保湿を心がけてあげましょう。
アレルギー体質を改善するチャンスは、実は乳幼児期なのです。
赤ちゃんのアトピー性皮膚炎に限らずアレルギー疾患ではダニやハウスダストが関係している人も多いといわれています。ハウスダストは塵、埃、ダニの死骸、ダニのフン、花粉、たばこの煙粒子などです。これがアレルギー症状や花粉症、喘息等の症状の原因と言われています。マメな掃除を心がけましょう。掃除機をかける前に、先に雑巾がをすると、ちりやほこりを舞い上げずにすみます。
それと同時に換気も大変重要です。換気をするときは空気の入り口と出口を作るのがポイントです。空気の通り道を作るわけです。
ダニやカビが発生しやすいのは、温度20度〜30度、湿度が60%以上の条件下だそうです。人やペットのフケや汗などがえさになります。湿度は50%以下にしておくのが理想です。こまめに換気をして、空気をきれいな状態にしておきましょう。
布団はできるだけ太陽に当たるように干しましょう。その後、布団も掃除機をかけましょう。まだ布団の表面や中にダニの死がいが残っています。赤ちゃんのアトピー性皮膚炎対策は、小まめな掃除と換気は絶対必要です。
Copyright 治る赤ちゃんのアトピー性皮膚炎 2007